飼い主の器

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なんと言うか、「飼い主としての器」のようなモノがあると思っています。
飼い方とか、接し方とか、体力とか、経済力とかまあいろいろあるとは思うんですが、それではなくてもっと性格的な。

「犬を飼うにふさわしい性格」とでも言いましょうか。
もちろん犬との相性もありますし、要素はひとつじゃないので、これは満たしていてもあれは満たしてない、とかいろいろあるとは思いますが。
でもなんというか、あると思うんです。そういう性格が。
「この人に飼われる犬は幸せだろうなぁ」と思えるような。「何頭飼っても全然平気だろうなあ」と。
そういう性格のヒトはそれをほとんど意識しないでしょうけどね。

残念ながら自分はどちらかというと、そういう性格ではありません。
どうすればいいかはわかっているので、演じ、そして行動でカバーするよう努力はしていますが、ちと無理があります。
それは元々わかっているので、バルを連れてくるときはものすごく迷いました。
すでにジルがいましたから。正直、自分の器程度ではジルで精一杯。一頭増えれば、その分ジルの分が目減りしてしまう。
さらにもう一頭なんて、かえって不幸せにするんじゃないか?とも思いましたが、まあ学校のあの状況とバルと自分の関係を考えると連れてくる方がベターだったと考えています。
ジルの場合と違い、バルには一応居場所がありましたからね。余計に考える余地はありました。
最初から言っている事ですが、バルは連れてきたときで4歳。そして犬種的に寿命が短いという事も計算してのことです。
その後も何度か他の犬を引き取ってくれないかと言う話はありましたが、よそに引き取ってもらうことができました。
自分では一頭で限界だと思っていますし、もうこれから犬を飼うつもりはありません。
自分なんかより、もっと良い飼い主が世の中にいると思っていますので。
そちらで飼ってもらった方が幸せです。
どうしてもの場合は飼うかもしれませんけどね。

自分の見る限り、犬の入る器が大きい人間は、そう多くないように思います。お客さんでも一人くらい。
でも平気で何頭も犬飼ってたりするので、すごいねえと思います。
器以外にも、意識するかどうかってことも問題ですね。

だから自分は人に犬を飼う事はすすめません。

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