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pome
会社で働いていた頃は、子分どもにさんざん鬼と言われてきた自分。
でもそれは計算あっての事。でも先日、本物の鬼を見ました。


ある一軒のお宅の留守を預かっています。外飼いの犬とともに。
そこは裏庭と表庭があって、犬の居場所は裏。表はラティスで区切ってあって行けないようになっています。
基本的には。というのも、時にどうやってだか表に居るときがあるんです。
何度か工夫してるんですが、がらくたに乗って飛び越えたりしているようでなかなか防げません。
そんなある日、またその子が表にいて、困ったモンだなあと思ってみると、なんと血まみれ。

もともとお腹に腫瘍があったんですが、それがひどく傷ついていました。
どうやらラティスを壊して通過して、その際にひっかけたようで…。
参ったなあと思ったものの、その日はお盆の忙しい盛り。病院はすでに閉まっているし、時間的にも余裕無し。
やれることを…と思って洗って周りの毛をカット、そしてバスタオルで胴を巻いて撤収。
そして翌朝。(3時起きなので前夜消毒器具を持っていく余裕は無し)大丈夫か心配しながら見に行くと、まあ大丈夫。
バスタオルは取れていたものの、化膿もそんなにしてない。それですぐにしっかり消毒。
毛も再度完全にカット。そして場所的に脱脂綿等を固定できないので、またバスタオル。
病院はまだやってないし、ちょうどその日に飼い主が帰ってくると聞いていたので、見せてから病院に行こうと思っていました。

そしていざ帰ってきて見せて、「今から病院行ってきます」と言ったら、「行かんでいいわ」と。
「なに?」って感じでしたね。死ぬなら死ぬでしょうがないそうですよ。
びっくりです。あんなひどい傷なのに。縫うか、腫瘍取れば全然問題なく治るのに。
消毒だけでいいそうですよ。病院まで歩いて10分で、その日やってるのも確認してたのに。
参りました。もう怪我しないようにラティスだけ撤去させてもらいました。

がっかりです。前からその兆候はありましたが、ここまで無関心とは。
預かったときには鈴なりだったダニを駆除した事も、毛玉だらけだったのをきれいにした事も、
こっそりシャンプーした事も、安くあげるために「来るのは夕方、散歩無しでゴハンだけあげればいい」と言われていたのを散歩もして、できるだけ朝も行ってたのも全然無駄だったなあと。

早く死なせてあげた方が幸せかもしれませんね。

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