先日うかがったお宅。ちょっとがっかりしました。
外飼いの老長毛犬なのですが、全身ダニと毛玉だらけ。
あー。手入れしてないんだなあと思ったのですが、話を聞いてみてさらにびっくりしました。
まあ毛玉はいいんですよ。ブラシしてないだけなんですから、
ダニがひどい。もうパンパンで、全身で何十匹もついているのにそれを認識していませんでした。
「木の実だと思った」と。どこにそんな木の実が成っているんだか。しかも増殖してるし。
あまりに吸われすぎてひどい貧血になっていました。
そしてフィラリアの駆虫薬も飲ませていませんでした。まあそれもポリシーならいいんですが、
もう年なので全身に出来つつある腫瘍を指して、「これフィラリアね」と。
なに?と思いましたね。フィラリアをガンみたいな病気だと思っていたそうです。
「防げるかどうかもわからんものに金は出さん」ということだそうで。
ただの寄生虫なのに…対策すればまず防げるものなのに…。もう完全に手遅れです。
お世話を開始して最初にやったことは、毛玉をぜーんぶ切って、フロントラインでダニを駆虫。
見違えるようにきれいに元気になりましたけどね…。
フィラリアのほかにも、本来は早めにやれば治せた病が巣食っていますし、どうもなあという感じです。
食べ物とか、シャンプーのやり方とか、毎日のお手入れのやり方でも、正しい知識をもつことは大事です。
それで犬の病気を予防できたりすることはままあるものです。
過去飼ってきた犬も全部フィラリア症で若く亡くしているそうですが、今度の犬は少しは長生きできるのでしょうか。
長生きしてほしいものです。
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