だいぶ前、テレビで「タイガーテンプル」をとりあげていました。
11頭のトラと僧侶たちが生活しているタイのお寺です。
実際にはトラだけでなくいろんな動物がいるのですが、
みんな仲良く生活しています。
みんな、怪我、密猟など、いろいろな事情で連れてこられたり、
自分でやってきたりしたらしいです。
僧院長の方針で皆を保護しているのですが、なんといっても
主役はトラ。よく慣れていて安全なようではありますが、はっきりいって怖い。
でかすぎる。じゃれつくだけで大怪我でしょう。
でも事故は無いみたいですけど。
僧侶たちでものすごーくよく面倒をみていて、可愛がっていました。
なかでも僧院長を見ていると、心から世話をしているというのが
よくわかりました。
そして印象的だったのがトラの死。僧院長は埋葬しながら、
まったく悲しむことがありません。「またおいで」と声をかけるだけです。
その理由も言っていましたが、彼らは「生まれ変わり」を信じて
いるからだそうです。そもそも、トラや、動物たちが自分のもとに
やってくるのは、前世で縁があったから。
トラの前世は自分の親だったかもしれないし、友達だったかもしれないし、
とにかくなにかの縁があったからそこにやって来たんだそうです。
そしてまた、死んでお別れでも、また生まれ変わって、
帰ってくるから寂しくないようです。
僧院長は間違いなく心の底から生まれ変わりを信じて疑っていないから
、
まったく悲しくないのです。これは尊敬に値します。
少し前のコラムでも
仏教での生まれ変わりを書きましたが、本当に信じればここまで到達できるわけです。
どんなことでも、やりきることが大事だなあというのが感想です。
自分などはなにごとも中途半端なものです。
コメント
初めまして。
タイガーテンプルのブログで検索してたどりつきました。
自分は二年ちょっと前にタイガーテンプルにいきました。
虎と一緒に記念撮影などして貴重な経験ができました。
その時の記録を同じ様にブログに書きました。
よかったら読んでください。
タイガーテンプルの記事
http://tiggel.seesaa.net/article/137223988.html