先日、ボランティアつながりで様子を見に行った一軒。
引き取ったものの、いろいろ困ってるということで。
直接はそのボランティアの方は知らないのですが、
聞くと、この子は繁殖業者の放棄犬だとか。
山の中でつなぎっぱなしだったというお話です。今3歳。
まあ普通に考えて一般の世界をまったく経験せずに育った子を
あんまり犬を飼った経験がない人が飼うのは難しい場合が多いです。
うちのバルがそうでしたし。道を走る車を見ても怖い、鏡を見ても怖い、
テレビ見ても怖い。
しかもバルは性格が相当難しかったですし。
とにかく、飼い続けられるかどうかを含めて様子を見に行ったところ、意外と普通。
家という存在が理解できてなかったので脱走しようとしたりモノを壊したり
していたようでしたが、だいぶ家というものを理解してきていました。
もう一週間も慣らしてもらえれば大丈夫だと思ったので、
少し考え方とかをお話して帰って来ました。
人があせってあれこれやるのもよくないです。
バルに比べればまったくなんてことなかったです。
しっかり世話してくれそうな方でありがたいです。
今回は犬の性格も良かったですし、里親側の熱意もあったのでよかったですが、
普通じゃない環境で育った子は渡す相手をしっかり選んでもらわないと、
もっとこじれるケースもあるなあと思いました。
その点愛護センターで成犬譲渡する犬はちゃんと性格を選んでますし、
あとのフォローもしっかりしてるのでこんなこともないでしょう。
ベテランの犬飼い以外はそちらから引き取ってもらったほうがいいのは間違い無いです。
ボランティアの方の犬の方が長く待機できますしね。
というわけで愛護センターの成犬譲渡、ぜひご利用ください。
お問い合せはお住まいの自治体へどうぞ。
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