すべてのイベントごとがあまり好きでない自分としては、クリスマスとてなにも思わないのですが、一応二日もかけて燻製を作ってみんなに配ったりなんかしてみました。サンタさん大忙し。
そんな中、今朝また一頭死んでしまいました。
ある意味、その子にとっては最大のクリスマスプレゼントになったのかな、と思いました。
留守宅で一年くらいお世話をした子で、いままでもなんどか話を書いた子なのですがなにしろ飼い方が悪すぎでした。
幸い深刻に調子を崩してからは早かったですし、あの環境、生活からの開放は、悲しいことですが楽になったんだろうな…と思えます。
次に犬として生まれてくることがあるのであれば、いい飼い主にめぐり合うことを祈ります。
昨日の夕方の様子からかなり覚悟はしていて、夜中も何度も夢を見ました。
朝見に行って、予想通りでした。昨夜は寒かったことと思います。もう寒くなくなりました。
すぐ飼い主に電話して知らせたら、かわいそうと言ってはいましたが、死んでからそう思うなら、もっと生きているうちに大事にして欲しかったです。
腫瘍、フィラリア、大量のダニ、毛玉、暑くて寒くて固くてジメジメの生活空間。自分からするとあれらの状況の方がずっとかわいそうです。
死んでから悔やんでも手遅れです。生きてるうちに悔やまないように接してあげてください。
もういまさら何を言っても意味無いので、もう二度と、絶対に絶対にこの人が犬を飼わないように願うだけですが。
この一年間、自分が世話をするようになって少しは改善できたと思っていますが、まだできたことはあったのかなあ、と考えてしまいます。できるだけのことはやってあげたつもりですが。
先週の土曜に急にゴハンを食べなくなって、お願いして病院にも連れて行けましたし。
やれることが無くて栄養と水分の補給だけ点滴でしてもらいましたが。
今日用意していった追加の服と毛布は一緒に火葬することにしました。
今までもなんども経験していることですが、箱詰めをするのがつらくてたまりません。
普段はもう少し飼い主を愛情を受けているのでいいのですが、この子にはそれが希薄。
散歩を楽しみに駆けてくるあの足音、声、姿、匂い。もう会えない。
おわかれです。
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