先日、こんな場面を見ました。
マンション前でデイサービスの車がおばあさんをお迎え。
しかしそこは資源ごみを出す場所で、時間は回収の真っ最中。
車椅子をゆったり載せている間に二台も回収車が来て、デイサービスのお迎えの車がどくのを待っていました。
回収のおっさんたちは黙っていましたが、そりゃあ不満だと思いますよ。
それを見かねたマンションの管理人が、「ちょっと遠慮してもらえんかねえ?」とデイサービスの男性に言ったところ、えらい勢いでにらみつけていました。
そしてわざとゆっくりと作業をすすめていました。
言いたいことはわかるんですけどね。老人介護もそりゃあ大事でしょうよ。
でも、それは個人にとっての大事でしょうし、公共の利益を阻害してやるほどのものでもないでしょうに。
ほんのちょっと車を停める場所に気をつかうだけでよかったんですけどね…。
彼にとってはそのおばあさんを車に積むことが世界で二番目くらいに大事なんでしょうね。
視野がせまいとそういう勘違いをしがちだなあと。
そう言えば、先日テレビで生活保護の話をやっていました。
年齢がある程度行くと割り増しでお金をもらえていたらしいのですが、
今度それがとりやめになると。それに対して非常に不満があるらしいおじいさんのお話でした。
「食べて寝るだけが生活か?」と。そうのたまっていましたよ。
まあ言い分はよくわかるんですけどね。そりゃあ贅沢ってもんでしょう。
毎日違うものをお腹いっぱい食べてるみたいですからねえ。
自分などより全然豪華なお食事でしたよ。
もっと貧しい生活の人もいっぱい居るんじゃないかと思うんですが。
身体障害者向けの設備の整備とかもそうですよね。
声高に整備を進めろー!って言う人が多いですが、まあ要求する権利はもちろんあると思います。
我々もできるだけ要求に応えてあげる義務はあるとは、思います。
でも、やってもらって当然みたいな態度はどうかなと。そう思います。
客観的な視点は大切です。
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