シッターに伺うとき、普通はその家はお留守です。
しかし、たまにお留守番の方が見える事があります。
それは多くはお年寄り。たまに大きなお子さんが見えるけど、仕事があるから頼むわ、ってこともありますが。
おばあさんの場合が多いのですが、犬が引っ張ったりすると危ないので、
散歩を頼まれます。
そんな時は、やはりおばあさんの様子を見ることも期待されているようです。
自分が行けば、何かあっても最悪半日でわかりますからね。
で、まあ毎日お散歩に行くわけですが、たいがいの場合、かなり雑談に時間を割くことになります。体調の話とか、昔の話を聞かせてもらったり。
時間が許す限り滞在するようにしています。
お年寄りの話を聞くの大好きですし。
今日はそんなこんなで聞いたお話を披露です。
忘れる前に記録をしておきます。
まずは、シッターのときではなく、親戚から聞いたお話。 母のおば(Aさん)で、今は名古屋に住んでいる方です。子供の頃東京に住んでいて、関東大震災に遭ったそうです。そのときの事。 地震の時家にいたAさんは、取るものもとりあえず、近くの空き地に避難したそうです。 |
本当はもっといろいろ大変だったのでしょうが、Aさんの身近ではこんなドラマが。
自分もこの話を聞いたのは10年どころ前ではないですが、印象的で忘れられません。
次はシッターの時に聞いたお話。
このおばあさんは郡上八幡出身の現在85歳(Bさん)。お転婆と呼ばれており、 当時は女の子がやることではないとされていた、自転車とか乗馬とか、 郡上踊りに繰り出してはお婆さんに怒られていたそうです。 間違えて近所のおばさんに怒られたもしたから、余分に怒られたとかも話していました。 乗馬と聞くとどんなお嬢さん?と思うかも知れませんが、当時、田舎では そんな時代、自転車は珍しく、ましてや女の子であるBさんは自転車なんて その自転車を借りて、女の子3人で学校の校庭で練習していて、ちょっと目を離した隙に 後の戦争中、奉公先では番頭さんも丁稚もみんな戦争に取られてしまって、 |
今回はこれくらいで。長すぎです。
自分は文章力がないので全然うまく伝えられなくてくやしいです。
どうやって書いたらいいんでしょうね。口語の方がいいのかな?
ここでは箇条書きみたいになってしまっていますが、
実際にはみんなとても生き生きと話しています。方言交じりで。
登場人物の名前とか、細かいところまで昨日のことのように覚えていて、
聞いていると情景が眼に浮かびます。
話の内容も本当にNHKの朝ドラみたいです。自分が見ていると、「そんな話あるか」
とかって思いますが、実際にそんな経験をしてきていると、
感情移入の度合いは全然違うんでしょうね。
こんなお話から感じるのは、昔は今よりもずっと世間は狭くて単純で、
みんな一所懸命に生きていたんだなあってこと。
こんなお話、知っていたらぜひ教えてください。
コメント
[…] これまただいぶ前ですが、以前書いた話(下の方)の方に聞いた話です。 もうだいぶ忘れてしまって色あせてますが書いておきます。 ご本人ももうだいぶ忘れてきてしまって、もう話 […]