昨日の続き。

大事
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昨日の「Wan life…」の続きです。
こちらです。

読んでない方は
繁殖場レスキューレポートを読んでからどうぞ。
http://blog.livedoor.jp/wanlife3/archives/50071043.html

読んでもらうとわかりますが、残った犬たちは、「ブリーダー仲間」が抜き取った残り。

さらっと書いてありますが、どう思いますか?
皆さんの考えるブリーダーだったら、全部とは言わずとも、残りの一部は保護しそうだと思いませんか?

どんな規模で、何人が引き取っていったのかわかりませんが、50頭を5人で10頭ずつ、「お、コイツはいいから俺がもらってくわ」とかって分けていったとしたら、「コイツは使えねえけど、かわいそうだから飼ってやるか」とかってないんですかね。
二頭ずつもらってくれれば、10頭も。
とは言え、同じような環境に入れられるんじゃどうしようもないですけどね。

自分は、ひどい飼い方をしている飼い主に、「ただ生きているなら死んだ方がましだ。手放すか、その手で殺してやれ」と言って大ヒンシュクを買います。
ここの子達がまさにそうでしたね。ただ生きている。何年も何年も。
もちろん、犬たちは自らの死を望むことは絶対にないのですが、自分は見るに耐えません。かと言って自分で手を下すことも出来ませんが…。
飼い主が一頭ずつ、苦しみながら殺すべきかと。
今回のように救われるのであればもちろんそれがベストだとは思いますけどね。
飼い主も亡くなっているようですし。
どんな飼い方でも、基本は飼い主が「手放す」と言わない限りは生き地獄が続く、と。
それが今の日本です。アニマルポリスの発足を望みます。

前から言っていますが、これだけ流通しているからには、すごい繁殖をしているということを知ってください。
そして、どれほど丁寧に繁殖していても、100頭とか抱えたらそりゃ手も回らないでしょうに。
大人気のダックスとかすごかったですから。ニワトリの卵工場を想像してください。
飼育空間と人手あたりの割り当て頭数が一定数を超えたところから工場がはじまります。
どのみち、いいペースで繁殖しているところが一般家庭みたいに清潔な場所って少ないのではないでしょうか。

まあ今回のケースは格別犬がひどい状態だった、と思いたいですが。
でも、売れない犬とかいるでしょうしね。
それを殺すのがいいのか、それとも隅っこでこんな風に飼うのがいいのか。
どうなんでしょうね。

繁殖をしている業者全部がそうだとは、もちろん言いません。
とっても犬が大好きで、大事に大事に繁殖しておられるブリーダさんも見えます。
そんな方とこういった方々を一緒にするのは大変失礼なこととも思いますが。

でもこんなのは、珍しくないかもしれませんね。

自分が考えるには、こういう不幸な子を保護するのも、もちろん大切です。
すでに出てしまっていますから。
でも、供給の方をもっと減らせれば根本的に解決に向かうのでは…と。

そのためには、異常な流通をしているルートでの購入を避けるとか。
いろいろありますよね。
前からそれ書いてますが、ナイスに文句だけ書いて下さってそれっきりの方もいましたし。ぜひまたご意見くださいね。

需要がなければ供給はいりませんので。

よく考えましょう。
2006年08月30日(水)

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