天のことわり

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たいした話じゃないです。先日お散歩に出ていたときの事。
歩いていると、なにやら知らないおっさんが接近。「なに?」と思っていると。

「XX(名古屋の某乳製品の会社名)という会社はすばらしいと思いませんか?」と。
そのひと言で理解しましたよ。ああ、そうかい。布教だ。
なんかベラベラ言ってましたよ。会社があんなに成功したのは信仰のおかげだとか、入信したから入社させてやったら、途端に脱退する奴がいるが、クビにするわけにもいかんとか。
散歩してると暇そうに見えるんでしょうね。仕事中だっちゅうの。

で、日頃からこんなページとかで勉強怠りないワタクシは水を向けたわけです。
「で、教祖様は神様なんでしたっけ?」と。すると、「神様というか、神がヨリシロとされているわけですよ」というので、「じゃあ病気になったり死んだりするんですか?」と聞いてみました。
くだらないので結論を急ぎましたが、自分が話をもっていきたいのは、何故に世襲なのか?ということ。
どう答えるかな?と思ったら、「人間の体って言うのはね。140年(ちょっと記憶が薄いので違うかも)保つようにできてるらしいんですよ。精神的に完成してればね」云々と。
まあようは修行できてれば長生きできるし、教祖様の中身は無限に保つけど、体の方はそうはいかんぜと言いたいらしい。
でもまあその辺で嫌な事聞く奴と思ったらしく、立ち去っていきました。
信じるのはもちろん自由なんですが、人を巻き込むのはご勘弁。以上。

まあこの人はちとレベルが低かったかもしれませんね。

それにくらべると、先日うちにやってきた二人組。よく公園で集まって布教にでかけていく、輸血できなかったりする教団の人ですが、その人はちょっと感心しました。
それはキリスト教系なのでもう正直全然シランのですが、来て、「世の中をもっと良くする方法を知りたくはありませんか?」
と宣うので、「人間がみんな死ねば一番いいんじゃないの?」と言ったら、「そうかも知れませんね…。でもそうすると、(バルを見て)ワンちゃん達も世話する人がいなくなって死んじゃいませんか?」と。
「まあそれはね。人が創り出した生き物だからね。他の家畜も同じでしょうし、それは人が自分たちが犯してきた罪の結果だから、気の毒だけど受け入れるしかないんじゃないの?」と言ったら納得したようです。
「ご意見ありがとうございました」と言って帰って行きました。
そこまでは言いませんでしたが、小学校の頃からの自分の考えとして、人と人工物を無くせたらずいぶん良い世の中になるんじゃないか?というものがあります。
この「人工物」というのが難しいところなんですが、この相手の人はちょっとこのニュアンスを理解していた様子。
気のせいかも知れませんけどね。

ま、暇なときはこんな感じで相手するときもあります。茶菓子でも持ってきてくれればもう少し歓迎するんですけど。

昔のことですがこういうのは言語同断。

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