







- HOME -
|

フィラリアについて
蚊のシーズンが始まりましたので、フィラリアの話です。
御存知のとおり、フィラリアと言うのは蚊が媒介する犬の寄生虫です。
「犬糸状虫」といいます。
そうめんのような細長い虫で、血管の中で生活をします。
犬の体内で成長すると、心臓に詰まったりします。
死にいたることも、普通にあります。
フィラリアが原因で死んだ犬の心臓を解剖すると、
そうめんがぎっしり詰まっているわけです。
ちなみに人間に寄生するフィラリアもいます。
犬のとは種が違いますが。
フィラリアの一生はこんな感じです。
誕生[犬の体内]
↓
幼虫その1[犬の血液中] ↓
血と一緒に蚊に吸われる[蚊]
↓
幼虫その2[蚊の体内]
約2週間後感染能力を持つ
↓
蚊が犬の血を吸う時に寄生[犬の体内]
↓
幼虫その3[犬の血液中] 約2ヶ月
↓
成虫[犬の血液中] ↓
産卵 3、4ヵ月後
といった感じで、犬の中で生まれて、蚊の中で成長して、
また犬の中に帰ってきて成虫になると言う寄生虫です。
一度蚊の体内を経由しないと成虫にはなれません。
蚊のいるシーズンにきちんと予防をしておかないと、
相当な確率で感染すると言われています。
また、幼虫が血管や心臓内に入ってしまうと、薬もきかなくなります。
現在主に使われている予防薬は
1.飲み薬、チュアプル
2.注射
3.スポットオフタイプ
があります。このうち、注射だけが継続性がある予防薬です。
一度投与すると、約6ヶ月間にわたって効果が持続します。
他のは継続的に投与する必要があるので楽なのですが、
副作用があり、死亡例も確認されています。
2001年から使われるようになった新しい薬です。
うちのジルもその年薦められたのですが、もともとアレルギーの
気がある子ですし、チュアプルが好きでそれまで問題がなかったので
チュアプルにしておきました。その後副作用の症例が多く出たためか、
その後薦められることはなくなりました。
1と3については、飲んだときに体内のフィラリアの幼虫を駆除する薬です。
飲んだその時だけに効果を発揮します。
つまり、薬を飲んだ時に寄生している虫を殺してくれるだけで、
その後寄生してくる虫に対しては無力です。
たとえば今日薬を飲めば、明日から一ヵ月後薬を飲むまでは
体の中に虫がウヨウヨと。そんな状態です。
ただ、一ヶ月では幼虫はそんなに成長しないので大丈夫だろうと。
2ヶ月以上放置するとまずいわけです。
そう言う理屈です。
どのみち気持ちの悪い話ですが、予防をしなければ
夏を越した回数によるフィラリアの感染率
1年 38%
2年 89%
3年 92%
という高確率で感染するそうです。
蚊が出た一ヶ月くらい後から蚊が出なくなって一ヶ月くらい後まで。
確実に予防をするようにしましょう。
...
|
|