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ジルとバルのカンケイ

たまにはジルのことを書いてみます。
ジルはバルのお兄さんです。

現在5歳のダックスで、バルが来る前からうちにいた子です。
とても気が強く、でかいくせに極めて気弱なバルチックとは全然違います。
尻尾は常にまっすぐ上がり、自信満々。
外で他の犬に対して威嚇をすることもあります。

学校にいる間に2回ばかり対面をさせたことがあるのですが、
その時もバルは伏せて、ジルはその上に乗ったり、いきなり
咬みついたり。それでもじっとしているバルはたいしたものだなあと思いました。

うちに来てすぐは、バルを隔離しておいたのですが、その時も
先輩犬の貫禄で、「なんだお前!」といじめに行っていました。


でも、そんなジルも不安は不安だと見えて、
うちに来てからずっと完璧だったトイレができなくなりました。
一週間くらい日中家でおしっこをしなくなり、
朝起きるとソファのクッションの上にオネショをすることが多くなりました。
ウンチは外でだけ。

もちろんバルが来てから、意識して今までよりジルをかまうようには
していたつもりでした。
なにをするにもジルが先。バルに一回声をかける間に
ジルには3回声をかける。そんな風に。
それでも巨大な新入生の存在は相当なストレスだったのでしょう。

結局、ジルがもとどおりトイレでいままでどおりにウンチやおしっこを
できるようになるまで一ヶ月くらいかかりました。
特になにをしたわけでもないのですが、ジルの心の中での整理がついたのでしょう。

今ではバルがご飯を食べていると、「どけ!」とひとうなりして
バルをどけてご飯を取ったり、バルが楽しそうにしていると
気に入らないのか尻尾を咬みにいったり。
ボール遊びが大好きな今までどおりのジルになりました。

ただ、仲が良いと言うほどでもなく、「干渉しあわない」というような
カンケイであるように思えます。基本的にはジルが親分でも、
やはり体格差が体格差。


本気になったバルにはジルでは勝ち目がないというのは理解しているらしく、
それほど近づかないようにしています。
足元がおろそかな奴なので踏まれそうになることもしばしばですし。

それでもバルがいないとすこし心配そうにしていたり、
一緒にボール遊びをしようとボールを目の前に投げてあげたり。
親分らしいところもあります。
バルはボールに興味がないので一方通行ですが。

正直バルを迎えたのはジルにはかわいそうだとは思いますが、
バルの性格や学校においてきた場合の将来を考えると、
それでよかったのだと思います。

ジルの幸せを少しだけバルに分けてあげることで、
バルはずいぶん救われたのではないのかなと思っています。

犬種的に言って、ジルはバルよりもおそらく長生きするでしょう。
それまで、少しだけ我慢してこの大きな弟を見守っていてくれればいいなと思っています。








ドッグシッターじるば